大きくお兄ちゃんになった和希君!
投稿日: 2019年4月16日,カテゴリー: 利用者様
みなさん、こんにちは。
日中はぽかぽか暖かく過ごしやすくなってきましたが、朝晩は気温差が大きくまだまだ上着が手放せません!
そう5年前の2月、お母さんが切迫早産で緊急入院となり、ショートステイを保育園の卒園が間近にせまった男の子、和希君が頑張ったことがありました。
その当時は、初めてずくめのことばかりで、和希君と周りの大人たちが大奮闘の毎日!それでも周りの皆さんの協力により、和希君は無事に卒園し小学校へ進学、お母さんも無事、元気な男の子を出産しました。
早いものであれからもう5年!
和希君は現在小学校6年生、今も移動支援でまーぶるのスタッフとお出かけしたり、たまにショートステイで顔を見せてくれています。
そしてお母さんは、子育てに奮闘しながら、まーぶるの事務員としてもバリバリ働いてくれています。
そんな折、今の和希君の様子を皆さんに知っていただけたらと思い、ブログの原稿をお願いしたところ、和希君のお父さんが書いてくださいました。
ちなみにお父さんはそれまで子育てにはあまり主体的に関わっておられなかったと聞いていました。
が、お母さんが戻って駆られるまでの間、特に小学校に入学してからは、学校からの持ち物の依頼や毎週変わる学校時間割などに合わせてのまーぶるとの連絡、そして学校との連絡ノートのやりとりとしっかり和希くんに関わって、子育てを頑張っておられました。
子育てはお母さん。となっていた御家族にとってもいいきっかけとなったようですね。
以下、お父様より
堀口和希は、ダウン症の長男として我が家に生まれてきた。
ダウン症と一口に言っても、ハンデの軽重も成長のスピードも人それぞれで、和希の場合はかなりゆっくり成長し、親をやきもきさせる子であった。
ようやく立ち上がり歩けるようになったのは、3歳を過ぎてからであった。
しかしながら、ゆっくりであっても着実に成長した。
小学校入学前には、途中で座り込んでしまうので、何度も学校まで歩く練習をしたが、いつしか集団登校の子供に交じって一定のスピードで歩けるようになり、6年生を迎える 今では、父より長い距離を歩けるようになった。
言葉は発せないものの、身ぶり手ぶりで、巧みにしたいこと、してほしいことを表現し、周囲とコミュニケーションをとれるようになってきた。 基本的には穏やかな性格であるが、いたずら好きな面が伸びてきたのには少し困っている。
(迷惑をかけた方、ごめんなさい。)
成長がゆっくりである分、まだまだ伸びしろが大きそうなので、これからどのように成長 していくのか楽しみである。 穏やかに、しかし逞しく成長してほしい。(父記)
(文責)高田
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