課題
投稿日: 2013年11月23日,カテゴリー: ホームヘルパー
しばらくぶりの更新です。
最近のヘルパーさんからの相談というか、困ってることなんかを聞いていて、ヘルパー養成では全く触れられていないこと、そしてこれまでまーぶるでも触れてこれなかったことの課題が見えてきた。
立ち上げ時、とにかくヘルパーさんが必要と、ヘルパー2級、介護福祉士資格者を採用し、医ケアをはじめとした重度障がい者や難病者への対応のためのどちらかというと、技術、知識面について研修を行うことが多かった。もちろん、法人理念であったり、ヘルパーとしての心持、といったことも何回も研修は重ねてきたけれども、足りないことがあった。
それは、従業員ひとりひとりの、自己覚知。
自分がどう言った人間か、どんなくせがあり、感情が沸き起こった時にどのように対処するか、人と関わる時にどんな感じ方をしてどんな表出をしているか。それによって起こってくる事象がどんなことがあるか。とにかく自分が何者かを、自身がきちんと分かっているか。わかろうと努力し続けること。という対人援助を行うものとして身につけておくべきものがとてもよわい。
自己覚知(エンカウンター)はそれなりのトレーニングをきちんと受けなければ簡単にできるというものではない。
ハウツー物をネットで調べてもむりである。私個人は、元いた職場でかなり長い間トレーニングを受けてきた。それでも全然足りていない。(それは私の努力不足)
先日、介護職員初任者研修(従来のヘルパー2級研修)の講師をすることになり、シラバスをみることができたが、自己覚知につながるようなカリキュラムは無かった。
そのため、対人援助を行う時にベースとなる構えができていなくてもしかたがない。
しかし、利用者さんが心地よくヘルパーとの関係を結ぶためには、ヘルパーが身につけていなくてなならないことだ。
さて、どんな手を打つのが良いのだろうか?少し研究しよう。
課題:関連ページ