まーぶるにじょう　夏の思い出！

投稿日: 2016年9月30日，カテゴリー：まーぶる紹介

いくつかの台風が過ぎでもまた台風が…と、夏も遠くになりつつあります。
ちょっと遅くなりましたが、まーぶるにじょうの、この夏の様子をお伝えしたいと思います。
どの放課後デイさんも同じだろうと思いますが、普段の放課後は、こどもたちの事業所滞在時間が2時間ほどで、「やらねばならない」ケアをすることで手一杯になることも多いのですが、長期休暇、特に夏休みはいろんなことに取り組むことができる期間でもあります。
昨年度は開所間もない時期でもあり、スタッフもこどもたちも探りつつの夏休みでしたが、今年はいろいろやってみました。そして、たくさんの方に来ていただきました。
その中でのほんの一部ですが、紹介させていただきます。

7月22日、25日夏野菜カレー作り
まずは、前日に材料の買い出しに…。カレールーを選んでいるSくん。
ちゃっかり、おやつも選んでました…。 Sくんは胃ろうからの食事ですが、口からも少し楽しみます。なかなかのグルメで、おいしい時は全く口から溢れることなく、口腔ケアをしても全く（本当に全く）残ってないんです。
25日のカレー作り
	小2のMさんは、ほとんど興味がなく、中学部のK君にすべてお任せでしたが、ルーを入れるときは、大好きなK君に見てもらって頑張りました。
	「ほら、私も作ったよ」といいお顔。

定番の夏カレー。ルーの下にはカボチャとなす。トマトもキュウリもみんなで切りました。
7月28日スポーツセンターへ！
京都市障害者スポーツセンター重度体育室。エアートランポリン。とんでますねー。他にも遊具があったのですが、みんなずっとトランポリンしてました。この日の午後は和室を借りて、食事と休憩。 1日たっぷりと楽しみました。
8月2日絵本の会さん：大きなかぶ
	京都市嵯峨野小学校PTAサークル、絵本の会さんにお越しいただき、大型紙芝居と、人形劇「おおきなかぶ」をしていただきました。会の代表さんが下見に来たとき「活動史上最狭スペースですね」とおっしゃっていましたが、とっても楽しい時間でした。またおねがいしますねー。
8月9日かき氷屋さん in 西京極
昨年もクリスマス会の時に西京極で一緒に楽しんだのですが、この夏はかき氷屋さんに合流しました。みんなちょっとずつ口からも氷を楽しみました。
オラフとかき氷、絶妙な組み合わせ！
おいしいねー。
手前の車いすに乗ってるおじさんが作ってくれましたー。
8月10日赤ちゃんがやってきた！
普段西京極で勤務されている看護師Dさんに、第3子となる女子が誕生しました。今日はにじょうに赤ちゃん連れで来てくれました。Mちゃんも良い表情ですねー
高校生のSくん。家では3人兄弟の末っ子。赤ちゃんを抱かせてもらい、少々緊張気味でした。
8月12日オカリナ演奏会
	この日のことはFBにも乗せていたのですが、オカリナの演奏活動をされている「まいけるず」のお二人が来てくださいました。「まいけるず」とは、交通事故で足にしんどさが残ってしまった菊池さんが、それでも「まーいけるか」と前向きになれたところからつけた名前だそうです。たくさんのオカリナの種類を紹介し、演奏してくださったのですが、上の写真は、茶碗型のオカリナです。
	ギターのKさんも「身体障がい者」と言われちゃうんですが、そんなことは気にしなーい。のお二人。とっても楽しかったです。
	もちろん、オカリナとアコースティックギターのとっても優しくすてきな音色に聞き惚れていましたー。ちなみに、まいけるずのお二人は、いろんなところで演奏活動されています。京都市内の方はどこかでこの演奏を聴けると思いますよー。
8月27日綿菓子づくり
まーぶるにじょうシェフのKくん。この日は夏祭り週間の一つとしての綿菓子作り。 K君自身は口から食べることはできないのだけど調理大好きで、綿菓子も真剣でした。

さてさて、実はこのほかにも、夏祭り週間では「あてもの」をしたり、地域の地蔵盆に参加したり、「放課後デイサービスさんぱちやさん」と合流しての川遊びに行った子も居たり。

そうそう、スイカ割りもしましたし、ピザ作りもしましたねー。
とてもじゃないけどすべてはご紹介できません。
また、ミュージックケアも。これは普段もやっていて、月に1回から2回、上の写真では、綿菓子屋さんをしてくれているあかねさんに来てもらっています。

こどもたちは、楽しいことのなかで、自分の好きなこと、嫌なこと、楽しい、悲しい…たくさんのこと、おもい、を伝えることをしていっています。
教える、とか、させる、ではなく、いろんな経験を重ねることで「力がついていく」のだとおもいます。
たくさんの経験、数だけでなく、経験を深めることができるような取り組みができたら良いなと思います。

執筆　理事長　福富恵美子