「利用者さん繋ぎ止めるには」？？？？なんのこと？

投稿日: 2014年2月22日，カテゴリー： 未分類

ある会議で、とある大手法人職員さんから、「利用者さん医ケアのある方ばっかりですわ」昔から知ってるところで、そんなに頑張っているとは言いにくかったところ。そこが医ケアに対応してがんばってはるんやな、と思った次の瞬間に、「最近、居宅とかショートとかを併設している事業所に利用者さんとられて困ってるんですわ。何かつなぎとめるいい方法ないですかね。」との投げかけ。
ひぇーーー！
そのグループには、その事業所さんと同地域の、ショートや居宅もやってる事業所さんがいるのに。
言った本人は老舗の社会福祉法人職員。この人がアホなだけなのかもしれない。なので放っておけばいいことなのかもしれないが、、、、
が、しかし、そう言わしめる背景があるということ。
職員数数百人、事業所20箇所ほどを運営していて、それなりにしっかり経営基盤もあり、建物のほぼ全てが公設民営で自治体に建ててもらって、もちろん土地の供与も受けているところ。なのに、、、、
職員には業績アップの圧力がかかっているのか？
社会福祉法人も納税を、とか、支援費以降の日割り計算での報酬になったことやなんかで法人が危機感を持って締め付けてきているのか？
「居宅とかショートとかに云々」というのなら、自分とこのやればいいのに。それだけニードがあるということなのに。でも、しんどいからしたくないんでしょうね。
それで「何か良い方法」って、あるわけ無いやん。そんな美味しい話。
そもそもそんなことしか考えられないから、利用者が離れて行くのだから。
経営を考えたら確かに、「おいしい話」を探さなくてはいけないこともあるのかもしれない。ちょっとでも収入になることを考えなくてはならないのかもしれない。
事業主は経営を考えて、、、、
でも違うと思う。
それでいいなら、株式会社にするべきだし、はっきりと「営利目的です」とするべきではないか。
私たちがNPOでやってることの理由をしっかり自覚しなくてはいけない。